社長よりご挨拶

若園 清代表取締役社長
若園 清

当社は、1958年(昭和33年)7月に会社を設立、当時はまだ「スーパー」という商慣習が無い中、道内初のセルフサービスの店「帯広フードセンター」が始まりであり、「挑戦」が当社の原点です。

当社は、「お客様の毎日の食生活を豊かにするためのお手伝いをする」という、スーパーマーケットの社会的役割の実践を経営の基本としております。「お客様の普段の食生活のお役に立つ」をキーワードに商品の品質・鮮度の向上、品揃えの強化、接客サービスの向上等を重点目標とし、お客様の暮らしに欠かすことのできない地域密着の店づくりを目指してまいりました。

以来地域の皆様に支えられ67年の歴史を刻み、地域密着型の食品スーパーマーケットとして、帯広地区10店舗、旭川地区7店舗、札幌地区9店舗の合計26店舗を展開しております。

スーパーマーケット業界におきましては、物価の高止まり状況の長期化により、「節約志向」「選別志向」が一層強まることが見込まれます。また、企業間の競争が業種・業態を越えて更に激化することに加え、人件費や水道光熱費などの各種経費の更なる増加が見込まれるなど、経営環境は厳しい状況が続くものと予想されます。

このような状況の下、当社は、社是である「お客様の普段の食生活のお役に立つ」の精神に立ち返り、『普段の食生活を通じて、地域を笑顔に』を基本方針とする中期経営計画の最終年度である2026年9月期に関しては、①直近出店店舗の体制・体質強化、②競合店対策・既存店活性化、商品力・商品化技術強化、③新規出店計画推進、④ガバナンス体制強化(人財確保・育成強化、ジェンダーレス推進、店舗収益性の改善、業務改善推進、災害対策強化)、⑤コンプライアンスの徹底、⑥食を通じた社会貢献推進、を重点項目とし、取り組んでまいります。

今後も先行き不透明な社会環境ではありますが、創業の原点に立ち返り、”フレッシュ&ハート“をモットーに、食品スーパーマーケットの「食のライフライン」としての社会的使命を果たしていく所存です。
皆様の引き続きのご支援・ご鞭撻を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。

代表取締役社長 若園 清