社長よりご挨拶

若園 清代表取締役社長
若園 清

当社は、1958年(昭和33年)7月に会社を設立し、以来地域の皆様に支えられ65年の歴史を刻み、地域密着型の食品スーパーマーケットとして、帯広地区9店舗、旭川地区7店舗、札幌地区7店舗の合計23店舗を展開しております。

当社は、「消費者の毎日の食生活を豊かにするためのお手伝いをする」という、スーパーマーケットの社会的役割の実現を経営の基本としております。お客様の「普段の食生活の向上」をキーワードに商品の品質・鮮度の向上、品揃えの強化、接客サービスの向上等を重点目標とし、お客様の暮らしに欠かすことのできない店作りを通じて、売上の拡大と利益の追求を図ってまいりました。

スーパーマーケット業界におきましては、物価が上昇幅は鈍化するものの、高止まりの状況が長期化することにより、「節約志向」、「選別志向」が
一層強まることが見込まれます。また、企業間の競争が業種・業態を超えて更に激化することに加え、人件費や水道光熱費などの各種経費の更なる増加が見込まれるなど、経営環境は厳しい状況が続くものと予想されます。

このような状況の下、当社は、社是である「お客様の普段の食生活のお役に立つ」の精神に立ち返り、本業を通じて全てのステークホルダーと共に持続的に発展していくことを目指し、『普段の食生活を通じて、地域を笑顔に』を基本方針とする中期経営計画をスタートしました。その初年度である第70期は①コンプライアンスの徹底とガバナンス強化、②出店戦略推進、③競合店対策強化、④商品力強化(コア商品の開発推進等)、⑤セブン&アイ・ホールディングスとの連携強化、⑥人財の増強(採用・育成強化、労働環境改善)、⑦効率化・オペレーションコストの削減、⑧社会貢献、地域貢献を通じた地域密着型企業の深化、を重点取組事項とし、取り組んでまいります。

当社は、1958年、まだ「スーパー」という商慣習が無い中、先進地を視察した帯広の経済人有志で立ち上げた道内初のセルフサービス「帯広フードセンター」が始まりであり、「挑戦」が当社の原点です。

ココノススキノ
すすきの店

2023年11月30日に、道都札幌の中心部の複合商業施設「ココノススキノ」内にオープンした「すすきの店」も、当社が、これまで経験したことの無いマーケットへの出店という「挑戦」です。

また、2024年秋頃には、千歳市に大規模店を出店します。ラピダスにより急激な発展が期待される商圏への出店という、これも新たな「挑戦」です。
業態を越えた競争の激化、人手不足の深刻化など、これからも厳しい環境は続きますが、創業の原点に立ち返り、様々な課題に挑戦してまいりますので、皆様の引き続きのご支援・ご鞭撻を心よりお願い申し上げます。

代表取締役社長 若園 清